おかげさまで2月からゴールデンウィーク前までロフトでの製作部隊はご希望納期に沿うべく慌ただしくしておりました。

時系列はバラバラになりますが製作したセイルの一部紹介です。

45フィートの外洋レース用レーシングメインセイル。今流行りのトップがスクエア・ヘッド(台形)形状でリーチコードもオーバーヘッド仕様のため途中でテークルを作ったりしています。

 

41フィートのファーリング・メインセイル。セイルはクルージング・メンブレンシリーズ「MC-6000」です。この船も外洋セイリングを計画していますので、インショア仕様よりもさらに頑丈にしています。アウトホールのロープを通すブロックがついているクルーボードを固定するウェビング(ベルト)はミシンとハンドワークにて強固に取付られていて、且つ紫外線でウェビングが劣化しないようにUVカバーで露出しないようにしています。また、ブームが高いのでリーチコードの調整が大変なのでフットで調整できるようにしています。

 

60フィートのファーリング・メインセイルとファーリング・ゼノアです。セイルは輸入ダクロンを使用した「CW-1000」です。ファーリング・メインセイルのクルー部及びファーリング・ゼノアのリーチ&フットには軽量UVカバーの「ウェザーマックス」を使っています。サンブレラよりも軽量なのでセイリングしたときにセイルシェイプに与える影響が小さく、風が弱い時にもUVカバーの重みでリーチが垂れて閉じてしまうといった現象を和らげてくれます。

 

23フィートの#1ゼノアと35フィートのジブを製作中。どちらも「MRシリーズ」のレーシングセイルです。